先日は『ぶらり途中下車の旅』をご覧くださり、誠にありがとうございました。
どのように編集・放送されるのかは、私共も当日観て知りますので、ほんとうにワクワクとしておりました。みなさま、いかがでしたでしょうか?
番組でも紹介されましたとおり、私は15年程お世話になった会計事務所を辞め、この花処 彩花(以下、「彩花」)を始めました。きっかけは東日本大震災の2か月後の母の日に、仲間と共にカーネーションを被災地の方々に届けたことでした。その時、小さな女の子が置いてあったカーネーションをパッと手に取り、「ママー おはなーー!!」と駆け出した姿に、私の心が震えました。極限の状態であっても、お花の彩りは人の心を揺り動かすのだなと。お花の力って凄いな~~と。それがきっかけとなった原体験です。
番組では綺麗な内容でまとまっていましたが、実は彩花スタート当初から、つい1年半くらい前までは彩花の切り盛りを女将とスタッフさんに任せっきりでした。店主の私は何もしてない… 出来てないに等しかったのです。女将だってお花屋さん素人です。なのに温かい言葉ひとつかけてあげられず、一歩踏み出しもせず。あ~~~ まったく!!な感じでした。今思えば自信がなかった、他人の目を気にして見栄を張っていた、周りの人の有難さを本当の意味でわかっていなかったのです。はっきり言ってダメダメでした。。。
彩花の想いを伝えられるようになったのは、ここまでずっと、そうやって手を抜かず自分以外の人のために、と労を惜しまずにやってくださった周りの人たちのお蔭だと、今は痛感しております。
そしてこれから彩花の想いを多くの人たちに伝えていくには、皆がそれぞれの持ち場・役割を一生懸命に果たさせていただく!これしかありません!!例えばコンサートで、アーティストやスタッフさん、裏方さん皆がそれぞれの持ち場・役割を一生懸命果たすことで素晴らしい演奏演出をお客様にお届けするのと似ているかもしれません。彩花も誰が欠けても成立しないし、誰が上だの下だのそんなもん無く、皆が力を発揮してこそ彩花らしいってもんだからです♪
人が持つ、人それぞれのその時の大切な想いを、お花と言葉で届けたい。受け取った人が嬉しい!と笑顔になり、贈った人へと再び想いを伝え… そうやってどんどん想いが循環していったら、この世の中はどんどん明るくなるよね♪ それが彩花の想いです。だから彩花のアレンジはオンリーワン。あなたの、いまこの時の想いはオンリーワンだから。
ご覧くださり、ほんとうにありがとうございました。
引き続き、どうぞ彩花をよろしくお願いいたします。
感謝を込めて
花処 彩花 主人