ここ数日は梅雨らしい空模様。
湿度が高く寝苦しいこともあるかと思います。
これから、夏に向けてどんどんと気温が上がっていくのでしょうね。
夏。。。といえば 「お花がもたない」
そんな風に感じて、お花離れをしてしまう時期でもあるようですね。
確かに、ここ数年の日本の夏は暑く、毎日 熱中症に注意を促すニュースが流れます。
人も暑さでバテてしまうのですから、お花も同じです♪
私たちと同じように生きていますので。
窓を閉めきり、空調もoffになっている まるでサウナのような部屋
に一日居たら、人間も完全にバテてしまうのと同じように
お花もバテてしまいます。
そして! 汗をかいたらお風呂やシャワーに入ってサッパリする。水分を補給する。
着ていたものは洗濯するetc・・・
人は身の回りのことを自分で出来ますが、お花は出来ないので
やはりお世話してあげないと生きていけないのですよね。
なるべく風通が良く涼しい場所に置いてあげる。
お花も私たちと同じように呼吸をしているので、老廃物を出します。
なので、花瓶のお水はこまめに変えてあげる。
特に夏は気温が高いので、水中にバクテリアが増殖してしまうので、少し大変かもしれませんが
こまめに変えてあげることがお花が長く美しく生きていてくれる
ことに繋がります。
いつも綺麗なお水に入れてあげて下さいね。
お水を変える時に、茎の先端を5mmほどカットしてあげると
水揚げがよくなります。どうしても先端は目詰まりをして水揚げが悪くなるので。。。
その際に、少しでも水に触れる面が大きくなるよう、写真のように斜めにカットしてあげるのが良いですよ♪
また、水に浸っている部分の茎は滑りが発生するので
そのままにしておくと茎の部分が腐敗してしまうので、水で滑りを洗い流してあげて下さいね。
なかなか水が上がらない場合は「湯あげ」も効果的です。
「和ばら」でしたら、40℃~45℃ぐらいのお湯に4~5分つけてから
常温のお水へ入れてあげるとシャキッと水があがります。
季節の紫陽花は、熱湯に2~3秒つけてから常温水へ入れてあげるとしっかりと水が上がります。
(※湯上げが適さないお花もありますので、ご注意下さい)
寒い時期に比べると、確かにお花のもちは短くなりますが
人と同じように、お手入れをしてあげればその期間は延びていきます。
私たちが心地よいと感じることは、きっとお花も同じだと感じます。
私たちを楽しませ、癒してくれるお花を大切にお世話をしていただけたら嬉しいです。
すこしでも長く、この美しさを・・・
本日も最後までお読みいただき、ありがとうござしました。