みなさま、こんにちは!
去る11月21日(土)、NPO法人ジョイントT・Mさんからお声掛けいただき『ここからカフェ』に登壇させていただきました。
当日は小学生のお子さんからご年配の方まで、多くの方々にご参加いただきました。
お話させていただいたこと及びワークショップのテーマは『お花と言葉で心をつなぐ』です。思っていること、感じていることを自由に表現することの大切さをお伝えしました。
お花の彩り、香り、手触り、存在そのものから感じられたことや湧いてきたイメージを、「わあ、きれい」だけで終わらせず、今の自分の想いと向き合ってみましょう。そしてその想いをお花に込め、言葉でも表現してみましょう!!というものです。
今伝えたいなって感じた想いをお花を生けることで表現します。つづいて言葉にして表現します。それをみんなでシェアします。すると最初は「わあ、きれい」だけだったお花の姿が、言葉で表現したように見えてきたり感じられたりしてくるのです。その逆もありますね。お花や言葉以外の何かから、言葉にできない言葉にならない想いが伝わってくるということが。
さてさて、シェアタイムで驚いたこと!!それは、みなさんひとりひとりが豊かな表現者であったことです。とは言え、照れがあったり、他の人の目が気になるものなんです、人間ですからね。でも、今回参加されたみなさんは本当に素晴らしかったです!!詩的な表現をされる方、熱い想いをストレートに表現される方、身体の動きも交えて表現される方、みんなみんな本当に楽しそうに自分の想いを表現されていて、こちらの胸が熱くなりました。
翻って今の世の中、、、学校でも会社でも思ったこと、感じたことをそのまま素直に表現することが難しい気がします。自分らしさを出すより周りの目を気にするシチュエーションの方がはるかに多い気がします。世の中には『多様性』という言葉が溢れているのに。。。
これって真逆ですよね。素直に表現できて、自分らしさを出せて、それをお互いに認めあうのが『多様性』。それぞれのモノサシを尊重しあえる世の中。でも今は… 『多様性』って言葉が求められているらしいからと… それすらも知らず知らず周りのモノサシで計って使っているような違和感を覚えます。。。
自分らしく、感じたままを表現する。想いを、自分らしく表現して届ける。
そのためには、ひとりひとりのモノサシを尊重する、みんなの表現を楽しむ、そんな安心・安全な場が必要だなぁと改めて強く感じました。彩花はそういう場です。
このような場が、取り組みがもっと増えれば良いなと思います。試験的にでも、学校や会社でこそ、このような取り組み、このような場の創出をしていってください。
研修でも 福利厚生の一環でも 課外授業でも、わたしがお役に立てることなら喜んでしますので、遠慮なくご連絡くださいませ。
心の温度を1℃上げる
感謝を込めて 想いを形に
花処 彩花 主人